【FP監修】あなたは何歳まで働くのか?老後を考え、今を生きよう。

目次

はじめに

みなさん、こんにちは。

今回は、多くの人が迷うことになるであろう「何歳までいつまで働くのか?」についてまとめました。

業種や企業規模によっても異なりますが、多くの企業の場合、定年は60歳、または65歳となっています。

もちろん大企業の中でも60歳から65歳に定年を引き上げている企業もあり、ニュースにも取り上げられてます。

わたしは、多くの方とライフプランニングを通して、仕事の終焉時期をお伺いすることもあります。

私の印象では、ほとんどの方が迷われていると感じています。

スパッと定年まで勤め上げた後、老後は趣味に没頭したいという人もいれば、将来の年金や生活費が心配なため、定年以降も勤務希望の方も多いです。

年金問題について

働き方にもよりますが、大学学士号で卒業された方は22歳から60歳まで38年間働くことになります。

65歳定年であれば43年間となります。

これだけ聞くと、とても長く感じますね。

ところが、これだけ長期間働いても年金がもらえるかどうか怪しいという状況も耳にします。

このような状況のため、中には資産運用などをして老後資金を増やす方も多くなっています。

資産運用も一つの手段ですが、これは預貯金ではなく元本保証されていないため、将来増えるという約束ができないものになります。

長期で行っても、終わりの部分で経済悪化に伴う相場下落により資産価値が目減りしてしまうということもあり得ます。

少子高齢化について

日本は少子高齢化社会になっており、今後子どもの数はほぼ間違いなく減っていくと思われます。

ただ医療の進歩により、昔と比べて平均寿命が延びているのも事実です。

わたしは、ご年配の方にお仕事をする理由をお伺いしたことがあります。

その返事の中で、毎日の生活費に困まっているという理由で、働いている方が最も多かったのを覚えています。

また、物価も高くなっていますが、それに比例して年金支給額が増えているかというと増えていないという状況です。

つまり実質年金の目減りが発生していることになります。

しかし中には、お金も大事だが、それよりも大事なのは「生きがい」と回答する方もいました。

確かに今後の日本経済は縮小していく可能性は大いにあり、マイナスのことばかりに聞こえるかもしれませんが、考えようによってはとても生きがいになると考えます。

一般的に年齢が上がるごとに健康リスク・未経験者不採用などで仕事の幅が狭まる傾向にありますが、ご年配の方を採用する企業も増えています。

老後の過ごし方は、人それぞれである

さて、日本のこのような状況の中で、はたしてみなさんは何歳まで働く予定でしょうか?

わたしは仕事上、多くの方とお話をしてきていますが、定年をされた方にとって老後生活は毎日が日曜日です。

そうなると行きつくのは「仕事」か「趣味に没頭」するかの2択が多いように感じます。

仕事であれば、仕事をする上で一定のストレスは感じるものの、報酬も得られますし、コミュニケーションも取れ、一石二鳥です。

一方で趣味に関しては、趣味によってお金はかかるかもしれないですが、その代わりストレスをほぼ感じることなく、好きなことを好きなだけすることも可能です。

いずれにしても、長く働くという理由は人によって十人十色です。

いろいろな理由はあれど、定年退職後も働き、年金受給を遅らせることで、一か月繰り下げるごとに0.7%ずつ受け取れる年金額が増加する仕組み(2024年9月11日現在の制度)となっています。

70歳まで繰り下げるとなると、5年×12か月×0.7%で最大42%の増加率となります。

そのため、現役時代に貯めたお金と退職金等で老後の生活をやりくりし、その後預貯金の底が見え始めたら、繰り下げていた年金を年金事務所に申請することにより、本来受け取れる年金額よりも多い金額をいただけます。

逆に、65歳よりも前に年金を受け取ってしまうと、年金支給率が下がってしまうので注意が必要です。

繰り上げる場合、一か月ごとに0.4%ずつ下がってしまうので、ここは慎重に選択したいところです。

いつまで働くかはみなさんの自由ですが、働く場所、働く仲間、それに見合う報酬があれば、定年退職後でも働くという選択肢も入るのではないでしょうか。

この記事の監修FP

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