【FP監修】インデックスファンドとアクティブファンドどちらで運用する?

目次

はじめに

みなさん、こんにちは。

今回は投資信託の運用についてまとめていきます。

投資信託は、どのような手法で運用していくかで結果が大きく変わってきます。

2024年に入ってから、「新NISA」がスタートし、これを機に資産運用を始められた方も多いと思います。

同時に、今年の夏場あたりから選挙などの経済状況の波乱があり、それに伴いマーケットが荒れていました。

このような影響もあり、せっかく始めた新NISA等の投資商品の価値が下落してしまい、怖くなって解約してしまうケースもちらほら耳にします。

投資信託とは?

投資信託は、経済の市況に応じて変わっていく商品となります。

銀行預金とは異なり、元本保証ではないため、ある程度のアップダウンが発生します。

そのため、解約してしまう人の多くは、銀行預金と同じような感覚で始めてしまっている人が多い印象です。

また、何のために資産運用をしているのかが明確ではない(目的を持たずにスタートしている)ケースも多いです。

あくまで長期保有しなければならないものなので、その点はぜひ留意していただきたいです。

投資信託の運用手法について

投資信託(新NISA含む)を行うにあたり、運用手法は主に2つあります。

それが今回のテーマでもある「インデックスファンド」と「アクティブファンド」です。

これらは専門用語となり、聞いたことが無い人も多いと思いますが、資産運用をする上ではぜひ覚えて欲しい内容となります。

今回は、細かい内容は割愛しますが、それぞれがどのような運用手法なのかを理解してほしいです。

インデックスファンド

まず、「インデックスファンド」に関して解説します。

まず、日経平均株価など一連の株価指数というものが存在します。

これはみなさん一度は新聞やニュース等で見たこと聞いたことがあるのではないでしょうか。

インデックスファンドはこの指数と連動して運用していく手法となります。

そのため、調査費用等コストがあまりかからず比較的低コストで運用ができる特徴があります。

世界的にも有名な投資家ウォーレン・バフェットも、「投資はインデックスファンドで長期保有することが肝」というニュアンスの言葉を発しています。

大きなリスクを背負って運用というよりは、一般的な経済指数で、かつ無駄なコストを省き運用した方が無難ということなのでしょう。

実際に、バフェットも子供の頃からインデックスファンドで運用をスタートし、気が付けば大きな財を成し会社まで立ち上げるまでに至り、世界的に有名な投資家になっています。

この手法に乗っかって運用を始めている人も多いと思います。

例えば、今年から始まった新NISAも、このインデックスファンドで運用する商品が数多く存在します。

特に日本人にはマッチする手法だと感じます。

アクティブファンド

一方で、もうひとつの運用手法が「アクティブファンド」と呼ばれるものです。

これは、インデックスファンドのように、日経平均株価等の指数を見るのではなく、運用会社が独自に運用対象を調査し、運用する手法のことです。

現状の経済状況や過去のデータに基づき、金融商品(ファンド)の入れ替えも定期的に行っていて、一般的な経済指数よりも多くの利益を目指す手法となります。

これにはインデックスファンドと比べて、多くの調査費用とそれに伴う人件費等がかかっており、インデックスよりはアクティブの方がコストは高めになります。

また、先読みが難しいと言われる経済状況に対し、ある程度予測をしながら運用していくものにもなるため、場合によってはアクティブファンドのほうがインデックスファンドよりも劣ってしまうケースもあります。

つまりは、調査等をせず無駄なコストを省いて一般的な指数で運用しているインデックスの方が良いというケースも多いのです。

「インデックス」と「アクティブ」はどちらが良い?

様々なインデックスファンドとアクティブファンドの運用結果を一定期間で見ると、アクティブファンドは概ね7割ほどがインデックスに負けています。

逆に言うと、残りの3割はインデックスファンドに勝っていることになります。

この状況は、インターネットでもささやかれており、「アクティブファンド」よりも「インデックスファンド」を選択して運用する人も多く見られます。

しかし、昔からアクティブファンドに取り組んでいる資産運用会社も一定数存在します。

そのような会社の実績を見てみると、世間では7割のアクティブファンドはインデックスファンドに負けているという通説を覆しています。(好成績だからです)

確かに先に申し上げた通り、アクティブファンドはコストも多くかかっていることも事実でありますが、それ相応の実績を出している会社も存在しています。

付加価値が高いものにはお金がかかるという考えと同様、プロの集団が様々な観点から思考し調査を重ね、今までのノウハウや知見を駆使して運用するのと、そうでないものではやはり結果に差は出るものです。

しかし、あくまで長期で保有した場合です。

短期で見るとアクティブファンドよりインデックスファンドの方が勝っているケースが多いです。

まとめ

なぜ、みなさんが資産運用(新NISA含め)をしているかについて、もう一度考えてみてほしいと思います。

長期で運用することを前提で考えていれば、今回のテーマでもあるインデックスファンドかアクティブファンドを見た際に、どちらを選択するかは重要です。

ただ、インデックスファンドもアクティブファンドも混ぜ合わせて運用することもできるため、どちらか片方だけでは不安という方は、両方の運用手法(例えばAという商品はインデックス50%、Bという商品にはアクティブ50%といった具合)も可能です。

ぜひ、運用する目的に合致する商品選び(インデックスかアクティブかも含め)に関しては、お近くの銀行や証券会社、はたまたファイナンシャルプランナーと呼ばれるお金の専門家にぜひ一度相談してみてください。

新NISA含め資産運用というのは、あくまでみなさんの目的を達成させるためのひとつの「手段」です。

将来の夢や目的を達成するためにも、ぜひ資産運用というツールを使ってみなさんの資産を構築し、将来に備えてほしいです。

監修FP

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