【FP監修】今すぐ作成すべき!ライフプラン表の重要性について解説
はじめに
みなさん、こんにちは。
今回は、ライフプランをたてることの重要性について解説していきます。
「ライフプラン」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。
ライフプランとは、「家計の流れの地図」や「将来の家計簿」とよく称されます。
基本的には支出入があり、その差がプラスなのかマイナスなのか、また今後の家計はどのようになっていき、将来においてどのようなリスクがあるのか?を可視化させた表のことです。
当然、未来は変わる可能性がありますが、その際は見直しをしながらライフプランをアップデートしていきます。
ライフプラン表とは?
家計簿は、現在の家計状況の把握や、過去の家計状況を把握するのに使用されるものです。
一方、ライフプラン表(キャッシュフロー表)は、現状把握ならびに将来に渡ってその家計がどのような推移で移っていくかを把握するために使用されるものです。
ライフプラン表をつくるためには、その家計状況をすべてお伺いして作成しなければならないため、その家計の棚卸をしなければならないのです。
自分で作成するとなると労力もかかり、大変なイメージを持たれがちです。
しかし、そんなに頻繁にライフプラン表を作成する必要はないと私は考えます。
ライフプラン表を作成するタイミングとは?
大きなイベント事(例えば住宅購入、教育費、老後といった3大支出事由等)が発生した際、もしくは発生するであろう時に、前もって作成するのが良いと思います。
イベント事が終わった後にライフプラン表の作成を希望される人もいますが、可能であれば、イベント前に行うのがベストです。
もちろん、イベントが終わった後に作成することも可能ですが、そのイベント事が家計をマイナスに導いてしまう可能性があった場合に、手遅れとなってしまいます。
そして、人生におけるライフプランは、修正したり対策を打つことが簡単ではないため、なるべく早めにライフプラン表を作成するなど、先回りした行動が大切です。
早めの対策をすることで、事前にリスクを回避することができるようになります。
ライフプランを作成することで、その家計状況や今後の家計の流れ(推移)を把握することができます。
早めにライフプラン表を作成することで、数年後には赤字に転落してしまう家計を救うことができます。
ライフプラン表を作成してみよう
ライフプランを作成することで、家計の推移をしっかり把握し、今後どのような流れになっていくかを事前に知ることができます。
また、現在は黒字家計でも数年後、数十年後には赤字になっている可能性だって考えられます。
たとえば、夫婦2人、子ども1人の3人家族だったとします。
最初は、子どものために一生懸命お金を貯めていますが、子どもが成人した後は、夫婦の老後資金をどうやって貯めていくか、ということも考えていかなければなりません。
しかし、子どもが成人し、教育費などが終わった後に老後資金を考えるとなると、時間もなく対策が手遅れとなることが多いです。
ライフプランを作成し、「今」だけでなく、「将来」を見据えた計画が必要です。
教育費も貯めながら同時並行で夫婦の将来の老後資金のことも考慮しなければいけません。
さらに言うと、あくまで3人家族のうち全員が「元気」な状態であることが前提となっていますが、もし家族のうち一人でも欠けてしまったら(就業不能など)、途端に家計が崩れてしまうことになります。
このようなリスクも考慮した計画をたてることが重要です。
各リスクに応じた必要保障額に関しても、ライフプラン表を作成することで、把握が可能となります。
わたしが、よく相談を受けるのが、【住宅購入関連】です。
マイホーム購入を検討されている方が多く、一般的には住宅ローンを組んで購入するケースが多いです。
また、住宅ローン期間の多くは35年間(最近は金利上昇の影響を受けて40年、50年ローンというケースも増えてきています)です。
期間的には、住宅ローン契約者の今まで生きてきた年齢よりも多くの期間をローン返済に充てなければならず、不安に感じる方も多いです。
ライフプラン表を作成することで、あらゆるリスクを可視化させ、少しでも不安を解消する手助けができます。
まとめ
ライフプラン作成は、その家庭の一大イベントでもあり、多くの情報を加味して作成するものとなります。
銀行や証券会社、保険会社に依頼すれば基本的に無料で作成してもらえます。(独立系FPに依頼する場合は、無料と有料があるため、面談時に確認する必要があります)
みなさんが思い思いに依頼して作ったライフプランが、みなさんの抱えている問題の解決や、はたまた要望や夢を叶えるものになっていることを願います。
無料相談受付中のため、まずはお気軽にご相談ください!
ライフプラン表の作成も行っています。
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