【FP監修】人生100年時代に考えるべき、リスク管理と早めの対策
はじめに
みなさん、こんにちは。
今回は、早め早めに行動することの必要性について解説していきます。
みなさんは、これまでに「もっと早めに行動しておけば良かった…」と思った経験はなかったでしょうか?
3つの事例をもとに考えていきましょう。
例えば1つ目の事例は、
コンサートのチケットを取得しようと思ったが、「3か月も先」かつ「そこまでまだ知名度がないアーティスト」のため、まだ大丈夫だろうと思ってその場でチケットを購入しなかったとします。
しかし、数日後にはチケットが完売してしまい、行きたかったのに行けなかった…
2つ目の事例は、
集合時間までゆとりがあり、ギリギリまで自宅でゆったりしていたとします。
しかし、いざ出発すると道が渋滞しており、予定の時間に間に合わなかった…
最後に3つ目の事例は、
AさんとBさんが何かしらの資産運用をしようと話をしていたとします。
しかし、今経済状況も悪く株価も下がっているため、Aさんは株価が落ち着き、景気も良くなってから資産運用始めようと考えました。
また、Bさんは長期・分散・積立で、経済状況の良し悪し関係なく始めようと思い、資産運用を始めたとします。
結果的に、長期でみると「資産運用を後回しにしたAさん」よりもすぐにスタートしたBさんの方が、メリットが大きいのです。
このように、事例をあげればキリがないのです。
しかし、上記3点の具体例は思い立った時に始めていれば、避けられたはずです。
早めに行動をするべき理由
もちろんケースバイケースで、先々の予定等がわからず、すぐにスタートできないという状況は別として、特にそういうこともなく、始めるタイミングはいつでも良いという状況であれば、少しでも早めにスタートしておくのが得策です。
現に私も似たような経験をしています。
毎年年末にウイスキーフェスティバルが開催され、毎年参加していたのですが、チケット購入はいつも11月でした。
チケット販売の通知自体は9月くらいに来るので、時間的に余裕があるのと、いつも11月になってもチケット数に余裕があり、11月でも購入できたため、今回も11月に購入しようと考えていました。
ところが、今年はなぜか10月入ったタイミングで完売という状況でした。
想定外でしたが、チケット販売は9月中旬にはスタートしていたため、チケット販売スタートと同時に購入すれば、今回購入できないという状況は避けられたはずです。
人生100年時代、早めの対策が重要
また、人生に置き換えて考えてみると、同じような状況が考えられます。
人生100年時代といわれる中、日本人の平均寿命は男性約81歳、女性約87歳です。
このように将来を見据えて考えたときに、資産運用を始めるのが「20代後半」なのと「50代から始める」のとでは雲泥の差が出る可能性があります。
また、若い時は免疫力もあり、そうそう入院や手術もしない人が多いですが、そのまま時が経過し、20代から30代、40代、50代とどんどん歳を重ねていくにつれて、リスクも増えていきます。
将来へのリスクも考えて、早め早めの行動が大切となります。
災害大国日本における、リスク管理の必要性
その他にも、災害大国日本において、自然災害へのリスク管理も必要となります。
地球温暖化などの影響により、毎年多くの台風が日本にやってきては、甚大な被害をもたらしています。
毎年台風が襲来して被害をもたらすことがある程度把握できているのであれば、事前対策を打てばある程度は被害を防げるはず。
異常気象の影響で、最新のスーパーコンピューターを駆使しても予想ができないのが台風です。
詳細までは把握できないですが、おおよそ何日後くらいには到達するかについては、ある程度は把握することが可能できます。
そのため、事前にできる対策はたくさんあります。
台風が来るという予想を立てて事前対策を打てば最小限の被害で済む可能性は高いです。
よって、何事に対しても、早めに対策をすることで、リスクを回避できる可能性があります。
みなさんの中で思い出す出来事はあったでしょうか?
ひとつでも早めに対策をしておけば良かったなと思える出来事が頭に浮かんだのであれば、ぜひとも今後やってくるであろう出来事を予測し、事前に準備や対策を練ってみてください。
無料相談受付中のため、まずはお気軽にご相談ください!
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